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teslacoil:drsstc

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teslacoil:drsstc [2014/02/14 20:41]
118.1.196.110
teslacoil:drsstc [2014/02/18 19:19] (現在)
118.15.69.52 [発振方式]
ライン 2: ライン 2:
  
 DRSSTCとは、SSTCを更に改良し、一次側巻線も共振させることによって大電力を投入可能としたものである。\\ DRSSTCとは、SSTCを更に改良し、一次側巻線も共振させることによって大電力を投入可能としたものである。\\
-その代わり一次側の共振回路による制約が激しく(高いピーク電流と電圧、周波数を変えられない、ZCS動作が必須など)、これを上手く駆動することがDRSSTC製作の一番の目標であると言っても良い。+その代わり一次側の共振回路による制約が激しく(高いピーク電流と電圧、周波数を変えられない、ZCS動作が必須など)、これを上手く駆動することがDRSSTC製作の実質上の目標であると言っても良い。
 ===== 動作メカニズム ===== ===== 動作メカニズム =====
 まず、一次側巻線にコンデンサを直列に挿入して直列LC共振回路を構成し、この一次側の共振周波数を"​二次側共振周波数*共振状態に於ける結合係数(※1,​2)"​に設定しておく。\\ まず、一次側巻線にコンデンサを直列に挿入して直列LC共振回路を構成し、この一次側の共振周波数を"​二次側共振周波数*共振状態に於ける結合係数(※1,​2)"​に設定しておく。\\
ライン 17: ライン 17:
 L1=L1'​*k^2 ・・・1\\ L1=L1'​*k^2 ・・・1\\
 と求まる。 と求まる。
-また、ここで一次側共振周波数をf1、漏れ磁束を考慮した一次側共振周波数をf1'​、二次側共振周波数をf2と置くと、\\ +また、ここで一次側共振周波数をf1、漏れ磁束を考慮した一次側共振周波数をf1'​、二次側共振周波数をf2、一次側共振コンデンサ容量をC1、二次側トロイド容量をC2と置くと、\\ 
-f1=1/​(2π(√(L1*C)))\\ +f1=1/​(2π(√(L1*C1)))\\ 
-f1'​=1/​(2π(√(L1'​*C))) ・・・2\\ +f1'​=1/​(2π(√(L1'​*C1))) ・・・2\\ 
-f2=1/​(2π(√(L2*C)))\\+f2=1/​(2π(√(L2*C2)))\\
 となる。テスラコイルでは漏れ磁束を考慮しない場合一次側と二次側の共振周波数は合わせるから、\\ となる。テスラコイルでは漏れ磁束を考慮しない場合一次側と二次側の共振周波数は合わせるから、\\
-f1=1/​(2π(√(L1*C)))=1/​(2π(√(L2*C)))=f2\\+f1=1/​(2π(√(L1*C1)))=1/​(2π(√(L2*C2)))=f2\\
 となる。しかし、漏れ磁束を考慮した場合、式1を代入して、\\ となる。しかし、漏れ磁束を考慮した場合、式1を代入して、\\
-1/​(2π(√(L1'​*(k^2)*C)))=f2\\+1/​(2π(√(L1'​*(k^2)*C1)))=f2\\
 k倍すると、\\ k倍すると、\\
-1/​(2π(√(L1'​*C)))=f2*k\\+1/​(2π(√(L1'​*C1)))=f2*k\\
 となる。ここで式2を用いると、\\ となる。ここで式2を用いると、\\
 f1'​=f2*k\\ f1'​=f2*k\\
ライン 35: ライン 35:
 ===== 発振方式 ===== ===== 発振方式 =====
 二重共振という名の通り一次と二次が同じ周波数で共振するためどちらからフィードバックを取っても動作はするのだが、実際は回路の都合上一次側からフィードバックを取ることが多く、こちらについて記す。\\ 二重共振という名の通り一次と二次が同じ周波数で共振するためどちらからフィードバックを取っても動作はするのだが、実際は回路の都合上一次側からフィードバックを取ることが多く、こちらについて記す。\\
 +これは一次側が共振するときに非常に大きい(小型のものでも100A、大型のものでは1kA近く)電流が流れるため、この電流が0になる瞬間以外で半導体素子のオンオフを行うと素子に莫大な負担がかかるからである。 
 +また、一次側共振回路の位相に同期するということはすなわち一次側の共振周波数でスイッチングすることであるので、投入する電力を最大にすることができる。
teslacoil/drsstc.1392378063.txt.gz · 最終更新: 2014/02/14 20:41 by 118.1.196.110