This shows you the differences between two versions of the page.
Both sides previous revision Previous revision Next revision | Previous revision | ||
power_ele:teslacoilver3 [2013/03/19 20:08] hirosi [回路製作2] |
power_ele:teslacoilver3 [2013/03/19 21:35] hirosi [2号機完成とその後] |
||
---|---|---|---|
Line 131: | Line 131: | ||
次に目に付くのが先ほど火花が散った箇所です。\\ | 次に目に付くのが先ほど火花が散った箇所です。\\ | ||
破裂音も火柱も、スライダックの唸りも無かったのでIGBTは無事な様です・・・が\\ | 破裂音も火柱も、スライダックの唸りも無かったのでIGBTは無事な様です・・・が\\ | ||
- | + | {{:power_ele:spark4.jpg?300*200}}\\ | |
- | + | Cスナバ用のフィルムコンデンサの足が溶け落ちています。\\ | |
- | + | こればかりはもう回路を修正するほか手の打ちようが無いので、スイッチング段の回路修正で対処します。\\ | |
- | + | \\ | |
- | + | そして出来上がったものがこちら\\ | |
- | + | {{:power_ele:spark5.jpg?300*200}}\\ | |
- | + | ムチャクチャやってますが、意外と良い働きをします(笑\\ | |
- | + | \\ | |
- | + | ====動作確認2==== | |
- | + | {{youtube>large:OKkWUboIvJg}} \\ | |
- | + | 今度は問題なく動きました。放電距離は140cmという所でしょうか。\\ | |
- | + | 放電の際の音も凄まじく、まさに爆音です。\\ | |
- | + | \\ | |
- | + | もう少しIGBT的には入力電圧を上げる余裕が有るのですが、\\ | |
- | + | もうこの場所では放電が天井の蛍光灯に当たってしまうため実験ができません。\\ | |
- | + | また、消費電力もそろそろ一般的な100Vのコンセントの限界な様で\\ | |
- | + | しばらく放電をさせているとプラグの金具部分が暖かくなってきてしまいます。\\ | |
+ | \\ | ||
+ | これ以上放電距離を伸ばすためには騒音対策や、200Vラインから電源を取るなど\\ | ||
+ | 一般家庭では出来ないセットアップが必要になってきてしまいますので\\ | ||
+ | この辺が日本でテスラコイルを作る上での一つの限界点ではないでしょうか。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ====3号機完成とその後==== | ||
+ | と、言う事でこのテスラコイルの開発は一旦ここで終了とします(2011/07/28)\\ | ||
+ | 後は上で紹介に使わなかった写真などを雑多に。\\ | ||
+ | また、このテスラコイルは完成後様々なイベントで使用してきましたので、その動画や写真なども一緒に掲載。\\ | ||
+ | {{:power_ele:after1.jpg?300*200}} | ||
+ | {{:power_ele:after2.jpg?300*200}}\\ | ||
+ | 開発の中で殉職したIGBT達 開発中の作業机、汚さがヤバイ\\ | ||
+ | {{:power_ele:after3.jpg?300*200}} | ||
+ | {{:power_ele:after4.jpg?300*200}}\\ | ||
+ | 2次側共振合わせの回路図 共振状態時の波形、Q値が高い程矩形波が歪む\\ | ||
+ | {{:power_ele:after5.jpg?300*200}} | ||
+ | {{:power_ele:after6.jpg?300*200}}\\ | ||
+ | 感熱紙に放電痕を残す実験 2次元的にしかデータが残らないためあまり役に立たず\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | {{youtube>large:gZxa2dFL9nc}} \\ | ||
+ | それぞれのパート毎にオーディオ駆動し、後に各パート毎の動画を集約し1本に編集。\\ | ||
+ | インターラプタの誤動作も無く、完璧に動作している。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | {{youtube>large:MHXcAD_CqTo}} \\ | ||
+ | オーディオ変調動作中のテスラコイルを高速度カメラで撮影したもの。\\ | ||
+ | パルス駆動されている事が見て取れる。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | {{:power_ele:after7.jpg?300*200}}\\ | ||
+ | ArtsChiyoda3331で展示をした際の写真、左のテスラはgo_oginoさんの物。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | {{youtube>large:-zzb_-riQb8}} \\ | ||
+ | 3331で展示をした際の動画([[http://gigazine.net/|GIGAZIN]]様撮影)、楽曲提供[[http://questioners.co.jp/|クエスチョナーズ]]様\\ | ||
+ | 閉鎖された部屋で反響する音がうまい事曲と合い、荘厳な雰囲気に。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | {{youtube>large:CPOGjebXfXU}} \\ | ||
+ | 上と同様、3331で展示をした際の動画([[http://gigazine.net/|GIGAZIN]]様撮影)\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ====謝辞==== | ||
+ | このテスラコイルは数多くの方々からの協力の下に製作されています。\\ | ||
+ | 私一人の力だけではこれだけの物を作り上げる事は出来なかったでしょう。\\ | ||
+ | 協力してくださった方々に深く感謝申し上げます。\\ | ||
+ | 未だ技術の「ぎ」の字も分からぬ様な若輩者ですが、\\ | ||
+ | よろしければこれからもご支援の程よろしくお願い申し上げます。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ====スポンサーの皆様==== | ||
+ | 部品多数提供、開発環境提供:[[http://www.u-tokai.ac.jp/|東海大学]]様\\ | ||
+ | テスラコイル用楽曲提供:[[http://questioners.co.jp/|クエスチョナーズ]]様\\ | ||
+ | IGBT、共振コンデンサ提供:[[http://twitter.com/#!/go_ogino|go_ogino]]様\\ | ||
+ | 電力用電解コンデンサ提供:[[http://twitter.com/#!/shirohebi|shirohebi]]様\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ====発表の場を提供して下さった皆様==== | ||
+ | [[http://www.3331.jp/|アーツ千代田3331]]様\\ | ||
+ | [[http://www.solarfrequency.com/|SOLAR FREQUENCY]]様\\ | ||
+ | [[http://tokai-tv.com/kuribitsu/|東海テレビ-くりびつ!]]様\\ | ||
+ | [[http://jp.makezine.com/blog/|O'Reilly-Make]]様\\ | ||
+ | ここをご覧の皆様\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | 本当にありがとうございました。\\ | ||
+ | ではでは。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | \\ |